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06/07/24

[] うんちくたれ  うんちくたれ - coco's bloblog を含むブックマーク はてなブックマーク -  うんちくたれ - coco's bloblog

DVDで『タイム・アフター・タイム』を観た翌日、SFにまったく関心のない友人の前でタイムトラベルものSFに関する薀蓄をひとしきり披露する早川さん。


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こんなんだから皆から煙たがられるということにも気づかないのがSF者。


[] 『闇の祭壇』ショーン・ハトスン(早川モダンホラーセレクション)  『闇の祭壇』ショーン・ハトスン(早川モダンホラーセレクション) - coco's bloblog を含むブックマーク はてなブックマーク -  『闇の祭壇』ショーン・ハトスン(早川モダンホラーセレクション) - coco's bloblog

レジャーセンターの建設現場で古代の遺跡が発掘された。地下に封じられていた小部屋にはおびただしい骸骨が…。それが恐怖の幕開きだった。建設現場では原因不明の事故が続発して多くの作業員が命を落とし、町では両眼をえぐられた無惨な死体が次々に発見される。美人考古学者キムとウォレス警部の二人が一連の事件の指し示すものに気づいた時、想像を絶する結末は間近に迫っていた。強烈な残酷描写を過剰なまでに盛り込み、パワフルな筆力で描く、鬼才の会心作。


ハヤカワのこのシリーズでももっとも血腥い一冊。ドルイドや太古の神々にまつわるあれこれも詰め込まれていますが、そんなものはただのお飾り。ただ色んなバリエーションでのゴアシーンが描きたかったとしか思えない過剰なサービスは物語上の整合感とか必然性も無視して突出し、微に入り細を穿った死体損壊描写ばかりの際立つ大変な怪作となっています。刊行当時はクライヴ・バーカーばかりがその残酷描写で話題にされていた印象がありますが、こちらもまったく引けをとりません。幻視者としての資質と英国怪談の旨みまでをも感じさせるバーカーとは違い、こちらは良くも悪くもB級スプラッターの域は出ませんが、それもまた潔くてよろし。

ラストシーンは特筆もの。キングの『霧』の最後に登場する空を行く巨大なものとか、ニコラス・コンデの『サンテリア』における途方もない絶望感に匹敵するインパクト。


[] 『タイム・アフター・タイム』 ニコラス・メイヤー監督  『タイム・アフター・タイム』 ニコラス・メイヤー監督 - coco's bloblog を含むブックマーク はてなブックマーク -  『タイム・アフター・タイム』 ニコラス・メイヤー監督 - coco's bloblog

タイム・アフター・タイム [DVD]


最初にTVで観たのが高校生の頃。めちゃ面白かったという漠然とした記憶だけを残し細部はすでに脳髄の奥深くに消えてしまっていましたが、今回観直して前回以上にめろめろになってしまった。

タイムマシンに乗り込んで現代のサンフランシスコへ飛んだ切り裂きジャック、それを追うのはタイムマシンを作り出したH・G・ウェルズ。といった大筋は時間旅行SFのお約束を散りばめて大変愉快に、そしてサスペンスフルに見応えあるものとなっているのですが、それよりも何よりも時を超えて恋に堕ちる二人を演じた役者の個性が素晴らしすぎます。二人の出会いから最初のデートまでの、生きている時間のずれがそのまま二人の間の溝となるもどかしさとそれが徐々に埋まってゆく様を描く繊細なタッチ。そして見事キャラクターに命を吹き込み体現した可愛さいっぱいのマルコム・マクダウェルとメアリー・スティーンバージェン。いやもう、何一つ文句などありません。あたしゃここでタイム・パラドックスがどうこう言うほどのSF者じゃありませんし。


見つけた 見つけた - coco's bloblog を含むブックマーク はてなブックマーク - 見つけた - coco's bloblog

あ、『ウィッカーマン』のDVDが出てる。しかも<特別完全版>だってさ。リメイクが公開されるまでに(されるかな?)また観ておきたいなあ。

ちなみにニコラス・ケイジ主演のリメイク版トレイラーはこちら