Hatena::Grouphorror

coco's bloblog


07/06/20

めも めも - coco's bloblog を含むブックマーク はてなブックマーク - めも - coco's bloblog

今日から読み始めたのはジェームズ・ハーバート『魔界の家』。序盤、憑かれたように売り物件に執着を示したりで<館もの>ホラーとしての準備は万端…といいたいところなんだけど、何かがおかしい。この違和感はなんなんだろうと思ってちょっと調べてみると、なんかホラーですらない可能性も…。

寝床ではアナトール・フランス『神々は渇く』をちまちま読んでいるけれど、ぎりぎりまで絵にかかりっきりなので、横になるとすぐに意識を失ってしまいなかなか進まない。

絵といえば、某氏がウロコ生物の素敵な絵を披露されているのを見て、そういえばネットでこんな絵を描くようになる前は人物なんてまともに描いたこともなかったっけなあと思ったり。世のラク餓鬼どもの例に漏れず私も教科書やノートの隅っこにラクガキばかりしている子供でしたが、その頃は実在するしないにかかわらず生物の絵ばかり描いてたんだよなあ。頭に馬鹿のつくSF眼鏡娘の仕事がひと段落したら、またそういったものも描いていきたいものですが、最近ずっと頭の中で帆掛さんが暴れているので、そっちも吐き出さないといけない気になっていたり、いい異形ネタも浮かんだんだけど浮かんだ途端ぱちんとはじけて消えていくので、あー…仕事、仕事(絵の)。


[] 『ヴァンパイア・コレクション』 ピーター・へイニング編  『ヴァンパイア・コレクション』 ピーター・へイニング編 - coco's bloblog を含むブックマーク はてなブックマーク -  『ヴァンパイア・コレクション』 ピーター・へイニング編 - coco's bloblog

ヴァンパイア・コレクション (角川文庫)

古来より、恐ろしい闇の生き物として人間に取り憑き、“生命の源”である血を啜ることで不死の存在であり続けるとされた『吸血鬼』。ブラム・ストーカーの古典的名作『吸血鬼ドラキュラ』以後も、このモンスターのイメージは様々な小説のモチーフとなり続けている。本書では、本邦初訳の古典から、S・キング、A・ライス、R・ブラッドベリ、W・アレン等、現代の超一級の幻想文学作品までを幅広く取り上げる。いまだかつてない、吸血鬼物語の集大成。

集大成と謳いつつも選に漏れた傑作は数知れず、意外に軽めの作品集となっています。

全21編を<古典的吸血鬼譚>、<フィルムの中の吸血鬼たち>、<現代に甦るヴァンパイア>の3つの章に分けて収録。歴史を追いつつ読んでみて改めて思ったのは、自分は古典的な作品にある恐怖のエッセンスにこそ惹かれるのであって、奇をてらった現代的吸血鬼像にはさほど魅力を感じないということ。純粋に恐怖だけを抽出して焼きなおしたモダンな作品が少ないので一概にはいえないけれど、少なくともここに収められた現代作家の手になるものは、どれも風変わりな味付けがなされたものばかり。とりわけスタージョンの『闇の間近で』などは、この作家一流の奇妙なストーリイテリングとも相まって最早吸血鬼ものという分類すら不可能なものとなっていたりします。

長編からの抜粋やノヴェライズといったものも含むのでボリュームから期待するほどの満腹感は得られませんが、第一章の貴重な古典作品や、スティーヴン・キング、リチャード・レイモン、シオドア・スタージョン、ロジャー・ゼラズニイ、ピーター・トレメイン、そしてウッディ・アレン(映画畑の)といった執筆陣に魅力を感じたなら愉しめることでしょう。