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08/12/03

パワーボール パワーボール - coco's bloblog を含むブックマーク はてなブックマーク - パワーボール - coco's bloblog

少し前に巡回先blogでパワーボールなるものが紹介されているのを見て、試しに買ってみた。実は仕事が詰まってくるといつも腱鞘炎気味の痛みに悩まされるので、これで少しは鍛えられるんじゃないかと期待してのこと。

で、昨日届いたので早速回して見たのだが、さっぱりコツが掴めない。そもそも説明書もなく、パッケージに小さく手首を回すことを示しただけのいい加減な絵しか載っていない。こんなんで本当にジャイロさんみたいに回せるようになるのかと半信半疑だったのだが、今日youtubeで動画を見つつ真似してみたら、それはもうあっさりと回る回る。少し練習したらもう完璧。疲れてきたところで左右持ち変えるようにすれば、もう半永久的に回し続けられるようになった。いやー、楽しいよこれ。効果のほどは年度末進行が終わった頃に現れることでしょう。飽きなければ。

ダイナフレックス ジャイロエクササイザー #1000


[] 夢の妹  夢の妹 - coco's bloblog を含むブックマーク はてなブックマーク -  夢の妹 - coco's bloblog

こいつが頭の中へ直接話しかけてくるようになってから数日が経っていた。最初はやたら古風で高圧的な話し方だったのだが、日本語を学ばせる合間に行ったキャラ作り教育の甲斐あって今では実に俺好みのキャラになってきた。

「おにーちゃん、今日も人間のこと教えてね!」

うむ、実に萌える。地響きのように低く抑揚を欠いた話声も、声優のCDをスキャンさせた今ではすっかり黄色い妹キャラの声となっていた。幼い口調や、俺のことを「おにーちゃん」と呼ばせることにしたのは単なる趣味だ。

クティーラ(というのがこいつの名だ)は父親や兄弟たちと共に深い海の底に幽閉された身らしいのだが、星の巡りによって眠りの浅いときにだけ意識のごく一部をこんな風に飛ばし、たまたま精神が同調した人間に取り憑いては情報収集に努めているらしい。全て覚醒したらパワーがありすぎて人間のような下等な生物の貧弱な精神は読み取れないらしいし、その状態で憑かれたりでもしたら人間は一瞬で気が狂ってしまうらしい。どこまでほんとなのかはわからないけど。

しかし目覚めのときはもうすぐそこまで迫っているらしく、その暁には人間どもなどただの餌に…って、それじゃあまずいから俺がなんとかしようとしているんだが、そこんとこだけはどうにも譲れないらしい。まあ他の人間など知ったことじゃないから、俺一人助かれば別にいいのだが。


「おにーちゃん、今はあたしの種族と人間の間でも交配ができるの?」

「ん、どういうことだそれは」

「だって、その絵」

俺の目を通してPCのモニターに映し出された絵を見たらしい。

「いや、これはただ妄想を絵にしただけのものだよ。触手系っていうのは根強い人気があって…って、何を言わせるんだ」

「おにーちゃん、一日中そんな絵ばかり見ていてよく飽きないね」

「やかましい!」


というか、こいつは触手うねうね系の生き物なのか?そう訊いたら「どんなものにもなれるよ」ときた。ふむ。

「ところでお前、実体化は出来ないのか?」

「それなりの準備をすればできないこともないんだけどぉ」

「じゃあさ、なんでも手伝うから俺の希望通りの姿になってくれる?」

「えー、別にいいけど、でもまだ本復活じゃないから大して力も出ないよ」

「いい、いい。それでいい。っていうか、そのほうが都合がいい」

俺は小さくガッツポーズを作り、だらしない笑みを浮かべながら、こいつに説明するための膨大な量のストックデータ(おもに二次元)をPCに表示させた。

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「…かんだー えすとらとす あまんとす かんだー…」

俺のつぶやく呪文はクライマックスに差し掛かっていた。あんな漫画やあんなアニメやあんなゲームみたいなシチュエーションが、ついに俺の元にも訪れるのだ!

「いあ!いあ!」

最後の言葉がひんやりとした部屋の中で次第にか細く溶け、消えてゆく。それと入れ替わるかのように遥か別次元の彼方から響いてきた名状しがたい笛の音が徐々に高まり、と共に部屋の中央にふわりと煙が立ち昇る。粘つく煙は渦巻きつつ徐々に形を取りはじめ、そしてついに、小さく丸っこい女の子の姿が白い煙を透かして浮かび上がる。

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「帰れ!」