
09/07/04
■ [擬似自然] 日本産淡水魚水槽

水草を全部抜いて、捕ってきた川魚の水槽にリニューアルした。
60cm水槽に流木と川石でシンプルに。水草は以前の名残りの陰性植物のみ。フイルターは外部式2基。夏場の酸素不足対策としてエアレーション。ヒーター+サーモはなし。
サブフィルターの排水パイプが中央上のみっともない位置にあるが、水流がベストになることを考えて配置してあるので、見栄えは我慢することにした。
こうやって見るととても綺麗なヒメダカ。しかしこれはカワアナゴのエサ。
これもエサのテナガエビ。少し大きすぎたのでまだ食べられていない。
食われないままエビが成長しきるか、それともカワアナゴの成長のほうが早いか、緊張感溢れるレース。
慣れてきて物陰から出てくるようになったボウズハゼ。12cmほどある。
縄張り意識があるのでお気に入りの寝床(岩陰)に他の魚が近づくと追い払うが、凶暴というほどではない。ハゼの中ではおっとりした方だと思う。
よくこうしてあくびをしている。とても可愛い。
しかしラヴクラフトにはきっとインスマスの悪夢のごとき面と映るのだろう。
2年以上飼育しているゴクラクハゼ。艶やかな色彩がよく出ている。
よく慣れた個体で、サイズの小さい他の魚にちょっかいを出すこともない。
メダカやアカムシをばくばく食べて成長中のカワアナゴ。元々そういう性質ということもあるだろうが、物陰からなかなか出てきてくれない。
見た目は古代魚のようだが、これもハゼの仲間。ただ腹ビレは吸盤状になっていない。
他にシマドジョウと普通のドジョウもいるが、カメラを向けると隠れてしまう。
09/06/30
■ [擬似自然] 日淡水槽

水草水槽を再び日本産淡水魚水槽に作り変えた。
顔ぶれは先週捕ってきたカワアナゴやボウズハゼ等、またハゼばかり。
アップで撮るとちょっと怖い顔のボウズハゼ。
背びれの伸び具合が見事なのでオスだろうか。棲みやすくしようと盛んに石の下を掘り返していて、平らだった底床はすっかり起伏に富んだものとなってしまった。
カワアナゴはまだ慣れないので物陰から出てきてくれないが、エサのエビは食べているようだ。口からエビの触角が生えていた。顎の下の白い星がチャームポイント。
飼い易いのでまた捕ってきてしまったゴクラクハゼ。成魚の落ち着いた風合いもいいが、この個体のようなきらきらした幼魚期も美しい。
カワアナゴが大きくなったら食べられてしまうので、いつかは別の水槽に移さなければならない。
エサとして入れた小さなテナガエビ。が、やや大きすぎたようで、すっかり我がもの顔で水槽内を闊歩している。悪さしなければこのまま飼育してもいいか。
09/02/21
■ [擬似自然] 設置後四週間

週一回の換水とコケ落としだけで、ここまでは順調に生育中。フィルターが落ち着いて水もこなれてきたのか、どの草の生長も勢いづいてきた。
南米ウィローモスはもっと成長が遅いイメージがあったが、今回はすごい勢いで流木を覆い尽くしはじめている。
どんどん密度を増すロタラ・ナンシアン。やや黄味がかった緑はグリーンロタラとコントラストをなして華やか。
調子が良いのか、プロセルピナカ・パルストリス・キューバの赤みが強くなってきた。
これは30cm水槽で飼育中のゴクラクハゼ。後ろはシマドジョウ。国産種なのでヒーターなしの冷水でもやたら元気。いつもふてくされたような顔をしているが、これでもエサ欲しさのために媚を振りまいているらしい。こちらの姿を見ると水面近くまで上がってきて、クネクネとダンスを始める。