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ettyanの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-02-18道化師の蝶 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

道化師の蝶

道化師の蝶

第146回芥川賞受賞作!

無活用ラテン語で記された小説『猫の下で読むに限る』。

希代の多言語作家「友幸友幸」と、資産家A・A・エイブラムスの、

言語をめぐって連環してゆく物語。SF、前衛、ユーモア、諧謔…すべての要素を持ちつつ、常に新しい文章の可能性を追いかけ続ける著者の新たな地平。

芥川賞作家の受賞作を読むとか。嫁に珍しいねえとか言われる。ゾンビとか宇宙人とか出てこないからな。

えっちゃんが読むには難しくて、石原都知事の気持ちになる。

言語のずれで、少しずつぶれていく物語だったりしますが、結構普通に読める。

まあ、イメージのぶれを楽しむものなのかなと思いますが、ちょいと読みにくい。

そして、何よりもやはり現代文学だ。文学かどうかというのは、結構大事なことで。

文学は苦手なので、小説がいいなあ。

これは文学。

次はself refernce engineを読んでみよう。あれはきっと小説。SF小説だとさらによい。

2012-02-11奇面館の殺人 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)

奇面館主人・影山逸史に招かれた六人の男たち。館に伝わる奇妙な仮面で全員が“顔”を隠すなか、妖しく揺らめく“もう一人の自分”の影…。季節外れの吹雪で館が孤立したとき、“奇面の間”に転がった凄惨な死体は何を語る?前代未聞の異様な状況下、名探偵・鹿谷門実が圧巻の推理を展開する。名手・綾辻行人が技巧の限りを尽くして放つ「館」シリーズ、直球勝負の書き下ろし最新作。

素直な感想から言うとおもしろかった!でも、ちょっと物足りなかった!というところです。

もう、作者の体力はぎりぎりよ!これで許してあげて!うん!わかった!という感じです。

人間50になると、いろいろなことが見えてくるので、あんまりアレな話を書くのに体力がいるのでしょう。

もっとシンプルなお話にするつもりだったとか。

前作「暗黒館の殺人」を読んだときの、あれ?何か違う?という感覚はなく、どちらかというと自分や作者が歳をとったことによる優しさや寂しさを感じる始末。

素直に楽しいパズラーということ、本格ミステリであること、かなり多くの複線がちりばめられていること。

読み慣れているとその多くの複線の違和感に気がついて、あとからにんまりできるあたりも上手です。

大きな仕掛けもあって、奇面に隠された犯人を当てる楽しみを最後まで味わえます。

それにしても、奇面って聞くと奇面組が頭に浮かぶのは俺だけ?

2012-02-05 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

病気を根絶するはずだった“医療虫”の暴走により、感染するといずれ怪物となる男達を隔離している千屍区。そこに治安部隊の隊長しして、乾月は赴任する。女性は感染すると異能の力に目覚め、乾月はその力で得た体内の「地獄」を駆使し、様々な事件を解決しながら、凶悪な怪物を狩っていた。そんな中、千屍区のシン所長に懸賞金がかけられ、怪物たちの襲撃にあい―。

おもしろいおもしろい。アクションホラー

2012-02-04アッチェレランド このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)

アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)

〈ギブスンの鮮烈×クラークの思弁〉英国SF新世代の旗手が描出する、〈特異点〉を越えた人類の姿!

時は、21世紀の初頭。マンフレッド・マックスは、行く先々で見知らぬ誰かにオリジナルなアイデアを無償で提供し、富を授けていく恵与経済(アガルミクス)の実践者。彼のヘッドアップ・ディスプレイの片隅では、複数の接続チャネルが常時、情報洪水を投げかけている。ある日、マンフレッドは立ち寄ったアムステルダムで、予期せぬ接触を受けた。元KGBのAIが亡命の支援を要請しているが、どうやらその正体は学名パヌリルス・インテルルプトゥス――ロブスターのアップロードらしい。人類圏が〈特異点(シンギュラリティ)〉を迎える前に隔絶された避難所へと泳ぎ去りたいというのだが……。この突飛な申し出に、マンフレッドの拡張大脳皮質(メタコルテックス)が導き出した答えは……。〈特異点(シンギュラリティ)〉を迎えた有り得べき21世紀を舞台に、人類の加速していく進化を、マックス家三代にわたる一大年代記として描いた新世代のサイバーパンク。2006年度ローカス賞SF長篇部門受賞作。

マックス家の三代記ともとれる作品ですが、実は現代からほんの少しだけ先の一代マンフレッドさんのお話が一番おもしろい。そこから先は、イメージが凄すぎて、なかなか読み進められなくてつらかった。アッチェレランドは、だんだん加速していくという意味ですが、読むスピードとしてはだんだん遅くなっていきました。

読んでみておもしろかったのはマンフレッドさんの出てくる最初と最後かな。

あとは正直イメージが上手く想像できなかったところが多いです。難しい本でした。

2012-02-03死んだ女は歩かない このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

死んだ女は歩かない (幻狼ファンタジアノベルス)

死んだ女は歩かない (幻狼ファンタジアノベルス)

地上から病気を根絶する画期的発明だった“医療虫”その突然の暴走により、世界は一変した。男性感染者は怪物化し、死してもゾンビとなり人々を襲う。そして女性感染者は異能の力に目覚めていった。危険な医療虫感染者隔離区に、ひとりの美女が治安部隊の隊長として赴任する。名は乾月。彼女は自らの中に「地獄」を持っていた―。牧野修×カラスのコンビが魅せる、新本格ゴシックアクション。

ライトノベルっぽい雰囲気で若者読者向きなのかと・・・そのために主人公たちの名前がすごいw

読みにくさこの上ありません。そこだけを我慢すればいつもの牧野ワールド全開!

医療虫によってゾンビ化する男性に立ち向かう女性戦士の話!という1行で終わる内容。

しかし、いつもながらのグログロワールド炸裂!まあ、幾分おとなしめではあるけど。

それでも、十分におもしろいです。

連作短編の形をとっていて、毎回敵が変わる戦隊ものの用でもあります。

次第に明らかになる舞台背景もなかなか興味がわいてきました。

続いて、2巻、3巻と読んでいきます。

本が届いたときに、この題名見てゾンビものだと見破ったうちの嫁さんもすごい