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ettyanの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-05-24「ブラックロッド」と「ロストエコー」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「ブラックロッド」読了

ブラックロッド (電撃文庫)

ブラックロッド (電撃文庫)

黒革のコートに黒いブーツ。黒い制帽の正面には、青く光る霊視眼巨大な黒い呪力増幅杖を携え異形の街ケイオス・ヘキサで絶対の法を司るおのれの感情を殺した男―公安局・魔導特捜官「ブラックロッド」。その力を恐れぬ者はいない。だが、今回の捜査は何かが違った…。第2回電撃ゲーム小説大賞受賞。

おもしろかった。ラノベとは少し違うかもしれないけど,電撃文庫だし。

第2次世界大戦でドイツとの連携の中,霊的防御を失敗したとか,その影響で都心部が吹っ飛んでいるとか,素敵な世界観。世界観も歴史観ももっと書き込んで2倍以上の厚さでもいいのになと思った。でも,ラノベなので,こんなところで。

スプラッタ,サイバーパンク,帝都物語かな。

ルビで,いろいろと読ませるのが普通はうるさく感じることもあるけれど,これはかっこよかったな。何にせよ,肌に合ったというところ。

2巻目は,どこにも見あたらずamazonでは中古1kなので,スルーかなあ。

完結編の3巻目だけでもよもうかしらん。

 

続いて「ロストエコー」はランズデール。

読みやすい。青春サスペンスもの。

ロスト・エコー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 12-3)

ロスト・エコー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 12-3)

子供の頃の高熱が原因で片耳が聞こえなくなったハリーは、ふとしたことから聴力を回復するが、不思議な能力を持つことになってしまった。暴力や恐怖に関係した過去の出来事が、その音を媒介に見えるようになったのだ。こうしてハリーは過去の犯罪場面を目撃するようになる。やがて大学生になり、初恋の相手と再会した彼は、彼女の父の死の真相を探り始める……青春小説とサスペンス小説が融合した会心作。文庫オリジナル。

いい!!

おもしろいねえ。小さい頃の病気がきっかけで暴力的な場面が見えるようになった青年の物語なんだけど、これがおもしろい。

アル中になり、空手の師匠に出会いとアメリカの青春映画の様なストーリー展開が後半のサスペンスフルな展開にもうどきどきしっぱなし。

ランズデールがよくわからなくなった。

こういうのも書けるんだねえ。

最後までさわやかで一気に読まされました。

ところで,明日早川さん2の限定版がamazonから届きます。

 早川さんの新しい仕事は古いSFとかここねがいってのが気になっているんだけど,夏のフェアの帯でも書くのかねえ。

あ,もしや古いSFの新訳版の表紙でも描くのか?

だとしたら何がいいかのお。

クラークがお亡くなりになったけど,クラークの表紙に早川さんはないだろうな。

SF百科とかかなあ。何にせよ楽しみだ。