本 | 01:12 |
物語として、文学として美しい作品。
カズオ・イシグロお得意の一人称で語られる、ある運命を背負った子供たちの物語。SF的な設定が背景にあるが、早い段階で事情が明らかにされるので、主要なテーマではない。
まるで目を閉じれば、そこに風景が浮かび上がるような生き生きとした描写が素晴らしい。
読書人なら一度は読んでおきたい傑作である。